2011年6月
縄文杉は素敵でした。自然と人間について感じたこと。
縄文杉登山は、10時間もかかるとっても大変な山登りでした!
体力がなくて、前半でかなり辛くなってしまって、もう無理だ!行き着けないかも…と思ってたのだけど、もう前に進むしかないので、朦朧として無になってもくもくと歩きました。
もう限界を超えた!
自分の限界を超えたね!
縄文杉は、明るくおおらかな細かい事は気にしない愉快な感じで、すっかり魅了されてしまいました。
写真で見ると、重鎮というかミステリアスな印象があったのだけど、お祭り気質すら感じました。
古墳時代から生きてるんですよ。
信じられないですよね!?
屋久杉の特徴のひとつとして、木の上に別の種類の木が生えてたりするんですけど、受け入れ力が素敵ですね。そうありたいですね。
あきらめないでたどり着けてよかったです。
縄文杉の木の上に。
森は本当に素晴らしくて、
これ以上ない美しさと純粋さとシンプルさをもって完璧でした。
雨が降って、木や苔、土、岩で濾過され美しい水になり、虫や動物が葉や木の芽を食べて増えすぎる事もなく、完全に循環し調和をもっているのです。
あまりに完成された世界で、そこに人は住めないし人間は必要ない…というかむしろ邪魔なのでは?
と思って悲しくなってしまいました。
でもここにあって、ないものもある。
それはなんだろう?
自然の淡々とした、ピュアな世界はどうやら作れてないけど、
人間は、智慧と精神を持っているのが最大の違いで、そこにすごい可能性があるのだと気がつきました。
今、住んでいる環境がどうであれ、心をひらいて美しくたもつことに手を抜かないこと。
そうしたら、森にいかなくても同じことを自分を通してやっていることになる。
たぶん、森の中のすべてのものは、それぞれのことをやっているだけで、大きな木も小石も平等に全体の完全さにむかっている。
また、自然は豊かだけれど、厳しくて近寄れない側面もあって、
その大切な秘密の場所には、祈りや踊りなどのアート、強い精神性が人が近づける唯一の道ということも感じました。
げじべえ
千尋の滝にあった看板に「げじべえ」のことが書かれていました。
げじべえは、森の門番や神のつかい、妖精のような存在で、
昔の人は、ノコギリや鉈などを前の晩に切る木の前に供えてから切ったと言われています。
忘れるといたずらをしてきて、勝手な人間への自然からのメッセージを送っていたのだそうです。
こんにちは屋久島
屋久島に着きました。
空気がきれい!
雰囲気が、ちょっとハワイと似ています。島だからかな?
でも、湿度があってもっと男子な感じがして、実はぜんぜん違うかもしれません。
空港近くのレンタカー屋さんの前にて。
赤いカンナの花がらが落ちていたので、集め
「こんにちは」の気持ちとして、持っていった家の庭のバラをそなえました。
調神社
調神社へ。
通っていた予備校の近くにあったので、なつかしいです。
とても素敵な神社です。
こまいぬが、ウサギで知られています。
灯籠は月の満ち欠け模様。
ウサギがどっしり大きくて、口から湧き水が出ているよ!
好き♡
明日は、夏至なのでお祈りしたいと思います。
お願いするのとは違って
祈りは、意識のもっていきかたなので、例えば「ありがたい」という感謝のきもちとか、そういう「状態」に近いのではないかなと思います。
目に見えないけど強い力を放つのを感じることができます。
思い出の木
子供の時、一緒に遊んでいた友だちのような木に会ってきました。
まわりの景色は、変わっていたところもあったけど、同じ場所に木が生えていて嬉しかった〜〜
ケヤキのような気がしていたけど、おおきなクスノキでした!
この木のまわりを、弟とグルグル熱狂的に走りまわって遊んだのでした。
ただ、まわるだけでものすごく楽くて、無限の広がりを感じて、何か確かに明晰で特別な時間であったのです。
「あれは、一体なんだったのだろう?」
…と去年くらいからたびたび思い出すことがあって、すごく気になっていて、今日ついに…再会できたのです♡
ご一緒したhumming birdさんを誘って走ってみましたが、やっぱりだいぶ楽しかったです。
どういう意味があったのか…
…というより、意味などなくてもすでに最高に楽しい、
そして実は、常にその状態になれるのだ…でも、そうなってもならなくてもどっちでもいいよ。
という懐の深さとのびやかさが素敵でした。
木とほんとに友だちだったのだなと思いました。
森と芸術
目黒区の庭園美術館で開催中の「森と芸術」という展覧会を観てきました。
以下、カタログ序文、巌谷さんのすてきな文章を要約してご紹介しますね。
「森は人間の懐かしい故郷であり、十何万年の間、その周辺で暮らして来た人間にとって、森は生活資源の宝庫だっただけでなく、聖なる領域であり、神々や精霊たち怪物たちの住む別世界のようにイメージされていた。
およそ一万年前に、農耕をはじめ森をはなれて「文明」をいとなむようになった。
森を敬う一方、人間は、単なる樹木の集まりとみなし、伐採や開発によって破壊し続けてきた。
森は、もともと一種の大きな生命体である。
森の減少とともに、様々な問題が起き、人間は森を必要としている。
芸術が森をどのように描き、森を思い、森を懐かしみ、森をふたたび獲得しようとしてきたかを見ていく…」
なんで、自分か植物や森がこんなに好きなのか…その秘密が分かったような気がします。
世界中の様々なジャンルの森の表現、美しかったです。
絵を見る素晴らしさのひとつに、描いた人の魂と繋がれることがあります。
何百年前に描かれたものでも、観ればその人の見た生きた世界に行けるということが、すごく楽しいし、心が広がり気持ちいい。
庭園美術館は、森の中にあり、場所と展示内容が絶妙に合っていました。
森につつまれ、美術が抽出したエッセンスが染みわたり、魂がピカピカになりました。
震災や原発事故があってから、自然のうつくしさが本当に身に染みるようになりました。
当たり前だと思っていたことが、実はすごいバランスのうえに成り立っていたこと、生き物には自然や植物がものすごく重要で、失っては生きていけないのだなと今日あらためて強く感じました。
一緒に見に行ったアリアンナの松岡先生は、
「自分の中に森が充満した気がします」とおっしゃっていました。
それが、とても大切なことだと思いました。
1日のうち、ちょっとでも、本気のものを見たり、美しいものを見て自分自身を満たす時間を持つこと。
そのことが、本来の自分をいかすことのできる力につながるのではないでしょうか?
園芸のまち川口
川口安行は、園芸のまちなのでした。
木風堂さんの帰りに寄り道して帰りました。
ダリア
ものすごい、うつくしさ!
改良園には、マニアックな植物もいた!
名前は「デザートピー」
きょえ〜〜
怖い‼‼
ハイビスカス可愛いな♡
妖精のような「ホクシャ」
楽しい〜〜
幸せ♡
植物は、いつもわたしに、喜びと驚きと発見、深い叡智を与えてくれるのです。
どうもありがとう
食の自然教室♡
川口市のグリーンセンター近くにある、木風堂さんで月に一度開催されている、食の自然教室に参加してきました。
楽しかった〜
身近にある薬草、野草のお話しと食べ方やお料理を教えてくれます。普段は実際に、畑でつんだ野草を使ったりするそうですが、今は放射性物質のことがあり控えているそう
汚染された大地や、植物、これからの食べ物のことを考えると、途方にくれる毎日でしたが、先生のお話しを聞いてたら前向きな気持ちになってきた!
「食べ物には、本来すごい力がある」ということを、なんだか忘れていたみたい。
ご存知の方も多いかと思いますが、玄米、天然塩、味噌、ワカメ、梅干しなど…昔ながらの和食がいいそうです。
できるところは気をつけて、楽しく力をつけたいですね。
今日は、梅エキスと梅ジャムを作りました。
梅エキスは、めちゃくちゃ体によいらしい。
青い梅、いいにおい〜
果肉をくだいて、絞ります。
絞り汁を煮詰めて梅エキスに、果肉はジャムにします。
できた!
美味しいよ‼
あ〜〜楽しかった〜〜♡♡♡
キャンドル作りワークショップのお知らせ
渋谷西武の中にあるart-book shopにて植物を使ったキャンドルを作るワークショップをします。
押し花は、もちろん家の庭の花から作ったものです。
すごく楽しいので、とってもおすすめです!
6/14(火)
ホリスティック・クラフト
(講師:Bahar春日一枝、義村京子)
満月の夜に摘んだ植物を使ったキャンドルを作りましょう。 満月の日は、生命力が満ちる日だと言われています。
新月から始まり、満月に満ちて…という古くからある自然なサイクルが、自然の一部である私たちの心と身体に健やかさをもたらたすのではないでしょうか?
ゆったりとした時間をご一緒しましょう。
ハーブティーとお菓子つき。
■時 間:18:30-20:00
■定 員:8名
■講習費:5,250円
■持ち物:なし
予約、お問い合わせはこちらまで。
西武渋谷 A館7階=サンイデー渋谷 tel:03(3462)3324<直通>
ジョセフ・キャンベルの言葉
私たちには、時間という壁が消えて奇跡が現れる神聖な場所が必要だ。
今朝の新聞になにが載っていたか、友達はだれなのか、だれに借りがあり、だれに貸しがあるのか、そんなことを一切忘れるような空間、ないしは一日のうちのひとときがなくてはならない。
本来の自分、自分の将来の姿を純粋に経験し、引き出すことのできる場所だ。
これは創造的な孵化場だ。はじめは何も起こりそうにもないが、もし自分の聖なる場所をもっていてそれを使うなら、いつか何かが起こるだろう。
人は聖地を創り出すことによって、動植物を神話化することによって、その土地を自分のものにする。
つまり、自分の住んでいる土地を霊的な意味の深い場所に変えるのだ。
ジョセフ・キャンベル(神話学者)
地球へのネックレス7
最近になって、どくだみの素晴らしさに気がつきました。
日陰に咲いてることが多いし、なんとなく地味だな〜という印象だったのですが、急に可愛らしさに目覚めました。
どくだみの花は白くて楚々としてとてもかわいいし、茎がほんのり赤いのも可憐で、葉っぱはハート型。
しかも、どくだみとスギナは、野草のダイアモンドと言われていて、素晴らしい効能を秘めています。
飲めば血をきれいに浄化してくれて、水につければ水を綺麗にしてくれます。
肌に良い酵素がたっぷり含まれているので化粧水にしてもすてき。
去年つけこんだもので、たまにパックしてますが、しっとりうるおいつつクリーンになる感じでとっても良いですよ。
野良猫ちゃんと死
道で野良猫ちゃんが車にひかれて死んでいました。
衝撃的に肉体はバラバラでした。
どの猫ちゃんだかもう分からないけど、もしかして顔見知りの猫ちゃんだったのかも。
車はいちいち停まれないんだろうけど、大勢の人がいてほうっておかれているっていう状況に衝撃をうけます。
世の中でいちばん悲しいことは、無関心なことですね。
お花をとりに家に帰って戻って来たら、保健所の方が死体をまとめていましたので、そこにお花をたむけました。
ちょっと前まで、フカフカの猫だったのだろうに、こんなふうになってしまってごめんね。
「死」という誰でも向かう場所を見せてくれてどうもありがとう。
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