2008年8月
女神
10年くらい前に描いた絵。「女神」
これを描いたときは、出来上がりを想像しないで描き進める方法しかできない状態だったので、仕上げるのがとても困難でした。
先日、APARECIDA (アパレシーダ)による
エジプトの愛の女神ーイシスの古代の教えのワークショップを受けて来ました。
自分の中の女神を呼び起こさせ、体現し、身体と魂の神聖なる融合をするというもの。
踊りを通して色々教えていただきました。
神話というのは、人間の善悪や様々なものが象徴的に記されていて、そこから学ぶことができるそう。
メモ書きの中から…
・自分の中の女神を呼び起こすとは、生命力を活性化するということ。
・自分自身を新しく作り出す力を皆もっている。
・時間と空間のある所では意識が分断されてしまう。分断されたままだと生ける屍。体の中に入っている人格以外を目覚めさせるようにすること。
・女性はこの世以外の場所から生命を産み出す力を秘めており、それって当たり前だと思われがちだけど、本当に素晴らしい事。また、その柔軟性や受けいる力、直感、これからの地球の存続には女性の力が不可欠。
あんまりメモをとらなかったので、ほんのちょっとですが…
ただただ流れていく時間や感情に翻弄されるのではなく、意識を自分に向け、静かで美しい時間を取るようにしたいと思いました。
一緒にワークショップに出た子が読んでたら、気になった素敵ワードを教えてくれたら嬉しいです
三輪そうめん
奈良のお土産でいただいた、そうめん。
とても美味しかったです
ごちそうさま!
ところで、先日、美人塔の土方さんのお家に伺ったのですが、
その時、描いている絵などを見せてもらいました。
それが、とても素晴らしかったので、ここに書き留めておきます。
なんと、土方さんは最近、山などに行って、外で制作しているとのこと。
外で小さくない日本画を描くなんて、ちょっと考えられないけど…
とても、気持ちがいいんですって!
以前は絵を作っているとかまとめているっていう感じで描いていたけれど、
最近は、その場所の流れを受け止めているように自然に描いているという話を聞かせてくれました。
絵のスタイルがどうかというのは、出来上がった作品を見る人には関係ないと思うのですが、そうやって自分なりの世界を作っていくのを見ていると、大人になったのねっていうか、頼もしい感じがしました。
土方さんの絵はとてもシャープで気高く、憧れてしまいます。
学生のころから、ずっと、絵もその精神も私の憧れなんですけど、
ここ数年の極まれり加減は、目を見張るものがあります。
尊敬出来る友だちがいるというのは、人生のなかでも本当に素敵なことだと思うので、心から感謝していますよ
どんどん、いらないものがなくなっていくというか、
大事なものが失われても、けしてなくなったわけではないということ。
人生かけて様々なものを選んでいき、選んだ反面の重たさを受け入れるということ。厳しさをもって豊かに練り上げていくことの素晴らしさ…そんなことについて考えさせられます。
そんな、土方朋子さんの絵は8月いっぱい、渋谷のウエマツ(日本画材店)のショーウインドーに展示されていますので、渋谷に訪れる機会があったら、ぜひご覧になってみてくださいね
公開制作しています
義村京子 公開制作展
作品展示と同時に会場にて新作の作品制作を行います。
日時:2008年8月4日(月)~8月31日(日)
11:00~19:00
場所:KAWAGUCHI ART FACTORY Front Gallery
公開制作日時:毎週月・木・土曜日11:00~13:00
但し、都合で休止の場合があります。
http://www.art-kouba.com/chizu.html
KAFのトイレの壁画もやっと、やっと終わり(時間かかってごめんなさい)
Almas Healingも終わり
仏画のお届けも完了し
仕事も一段落し、やっと次の制作にとりかかります。
なにしろ、何をするのでも時間がかかってしまうので、
絵の制作も毎日そんなに変化はみられないと思いますが、お近くまでお越しの際は、のぞいてみてくださいね。
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